エクステリア工事において、土地の区切りや門柱、花壇など様々な造作物に使うのが「ブロック」
今回はこのブロックの種類についてご説明していきます。
1、コンクリートブロック(CB)
ブロックは規格化された工業製品で基本的にはサイズが統一されています。
その中でも一般的に広く普及しているのが「コンクリートブロック」です。
ブロックの中でも最もコストが低く手に入りやすいと言えます。
外構工事では目の届かない境界部や門柱の下地などに使われますが、意匠性が低く仕上げ材として使う場合、無機質な印象になる場合があるので注意が必要です。
メリット:コストパフォーマンスに優れる
デメリット:意匠性が低いため、目の届く場所での使用は注意が必要
2、化粧ブロック(コンクリート製)
CBが無機質な印象であるのに対して化粧ブロックは表面に凹みや模様、
カラーバリエーション等様々な加工が施されたブロックです。
種類が豊富なため自由な表現が可能ですが、CBと比べてコストがかかるため過度に使用すると予算オーバーになることも..。
メリット:種類が豊富なためイメージに合ったデザインが可能
デメリット:CBよりもコストが大きいため全体的なバランスに注意が必要
3、化粧ブロック(自然石+コンクリート製)
化粧ブロックの中には自然石を使用したものもあります。
コンクリート製に対して高級感や重厚感など自然石ならではの付加要素を演出することができますが、普通化粧ブロックの2~3倍コストが大きいです。
ですので、門柱等のファザードアクセントなど部分的に使用することが多いです。
メリット:自然石独特の上品な演出が可能
デメリット:ブロックの中では最もコストが大きいため部分的な使用をおすすめします。
他にも色々なブロックがありますが一つ一つの素材に様々な使用、表現方法がありますので
カタログやインターネット等でお気に入りを探してみるのもどうでしょうか。